子どもの着物の肩上げ


  今年、7歳のお祝いで晴れ着の仕立てをされた方にお願いをして、
  肩上げや腰上げの写真を撮らせていただきました。


 こちらは、着物の肩上げです。


    針目は「ふため落とし」で、
   前身ごろの袖付け止まりの少し上〜後ろ身頃の袖付け止まりくらいまでを縫います。
  

   糸は絹糸がベストですが、なければミシン糸でも・・・
   着物の地色と同色系の糸を2本とりにして縫います。 裏の針目は↓こんな感じデス。

  

  
 コチラの画像は「子ども>浴衣の肩上げ」のページで作成したものですが、裄の測り方は同じです。 
 ただ、フォーマルの着物は、普段着の着物より、裄も裾も若干長めにとるようにしてください。

 

  50センチの裄の着物を、45センチにする場合の例をイラストで書いてみました(ヘタクソですみません〜)



  肩上げの肩山(つまんだときのTOP)は、着物の「肩幅」の真ん中です。



  肩山位置にマチ針で印をつけたら、そこから上げる寸法の半分の長さのところを縫います。

  上の図は少しわかりにくいかもしれませんが、前身頃は「肩山ではあげ寸法の半」、
  袖つけ止まりでは「それより1cm少なく」とります。
  例で言うと、途中までは2.5cmのところを縫って、袖付け止まりの10cm〜13cmくらい上のあたりから
  1cm分肩山寄りに入るように斜めに縫います。
  こうすることにより、胸回りにゆとりがでて、衿あわせが良くなるのだそうです。

  後ろはあげ寸法の半分を真っ直ぐとります。 袖付け止まりの少し上まででも良いと思います。




  襦袢の寸法は、着物の袖口から襦袢の袖がでないよう、
  着物よりも1〜2センチひかえるように決めてください。
  

  




子どもの着物の腰上げ

 
 

  七五三の衣装の場合、襦袢の裾は、だいぶ短めにしてしまっても大丈夫です。
  歩きやすいように短めに腰上げをしてください。


   
   着物腰上げ
     

   腰上げの寸法は、『きもの身丈-着丈』です。
   *着丈=背骨の一番上の丸い骨から裾までの丈

   

   腰上げの位置は、背中心で決めます。
   『着丈+あげ寸法の1/2』÷2・・・の所を腰上げ山に決めてください。

  ただ、『着丈+あげ寸法の1/2』÷2とした場合に、柄があまりに隠れてしまったり、
 おはしょりが長くなりすぎてしまうようでしたら、見た目の良いように調節をしてくださいね。

  柄が隠れてしまう時は、上げ山の位置を上部にずらす等
      


  腰上げを縫う際、襟先部分がこのように出てしまいますので、表に出る上前の方は、
  裏でタックを取って、端を揃えるようにする必要があります。
     

    


  また、お子さんは背中が反って、お腹が出ている場合が多いので、
  前身頃と後身頃を同じように縫ってしまうと、着た時に前の裾が上がってしまい、
  足首が見えてしまい格好が良くありません。

  

  ですので、後ろから前にかけて、2センチ程度下げて縫うと良いのだそうです。

  3歳児・5歳児の着物は、腰上げ部分が被布や袴に隠れてしまうため、
  あまり見た目を気にしなくて済みますので、腰上げをした方が良いですが(着付けもお子さんも楽です)、
  7歳児の場合は、腰上げをしたおはしょり部分が帯の下に出てしまいますから、腰上げをせずに
  大人のように腰紐で締めても良いような気がします。 (その方が見た目はキレイに仕上がります。)

   ただ、お嬢様が紐は苦しくて嫌・・・という場合には、腰紐はオススメできませんので、
  必ず事前に「試着」をするようにして、上げ寸法や着付けの仕方をお決めになってくださいね。

  
 
  肩上げと腰上げについて、とてもわかりやすく掲載されておりますので、ぜひご覧になってみてくださいね♪
    ⇒お宮参りの着物の店「京の初着屋」さん【肩上げ&腰上げ】
 
 
 
 
 



 

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